公共施設の国産材活用を支える

私たちの生活に古くから深く関わってきた国産材は、健康で安心な生活空間を創造できる資材であると同時に再生することのできる地球にとって大切な資源です。国産材・公共建築物事業部では、その大切な資源である国産材を、地元の国土保全、水資源安定確保、森林活性化、地産地消の推奨を目的とし、有効活用に力を注ぎ推進しております。さらに「地球環境」と「住環境」をキーワードに、「非木造から木造へ」を目指し、公共建築物を通し、より多くの皆様に、「木を体感」していただき、「木の良さ」を知っていただくことが、私たち木材流通業者の使命と考え、国・府の方針に従い、木造建築の啓蒙にも力を入れております。

人々が自らの生活を新たな視点で見つめる今、住まいをはじめとする「環境」へ重要性は高まり、多様化しています。そのためにも創業来の理念である時流を見極めることが、皆様の要望につながることであると考えます。自然環境の保護と発展を念頭に、今も、そしてこれからも、次世代を見据えた商品開発と高品質な国産材を提供しつづけてまいります。

  主な公共建築物関連認定事業体 / 加盟団体
取扱資材   認定事業体   加盟団体
国産材構造材はじめ
◎下地材
◎木質系内装材造作材
◎木製家具
◎備品 他
◎京都府産認証木材取扱事業体
◎京都木材規格認定事業体
◎合法木材供給認定事業体
◎(一社)京都府木材組合連合会
◎京都木材協同組合
◎丹後舞鶴木材組合
◎(公社)京都モデルフォレスト協会
  • ひなた

    森林を守り育てるためには間伐が必要です。間伐をしないと森林が大きく育たなくなり、二酸化炭素の吸収力が落ちます。間伐を行う事で光を多く浴びる事ができ、二酸化炭素を吸収する機能を維持することが出来ます。そこで発生する間伐材の有効活用が、大きな課題となっています。当社ではこの間伐材を有効活用するべく住宅資材に利用するなどして森林荒廃を少しでも押さえ環境に優しく消費者の皆様に喜んで住んで頂けるような住宅を実現したいと考えていました。ここ地元、京都府産材の杉にこだわり開発した集成柱「ひなた」が誕生いたしました。京都初の住宅構造用の集成材です。利用が少なくなった間伐材を活用することで地元産木材の振興にも繋がり環境改善に貢献できるものと考えています。